3月8日

【基本動作のトレーニング④】

【オイデ】

離れたところから飼い主さんに密着する間近まで犬を呼び寄せるのが、「オイデ」。これができれば、来客への飛びつきや家の中でのイタズラをやめさせることができます。

[STEP1 1人で「オイデ」]

<①愛犬の名前を呼び、アイコンタクトを>

オスワリしている(立っていてもOK)犬の名前を呼び、フードを握り込んだ手をあごの下において、アイコンタクトをとります。

<②フードで飼い主のほうに歩くのを誘導>

フード入りの手を犬の鼻先に近づけ、ニオイに集中させたら、飼い主さんは後ろに下がりながら犬の歩みを誘導。

<③密着するまで近づいてからご褒美>

数歩でもついて歩けたら成功。膝をついて座り、犬が飼い主さんに密着したところでほめてフードをあげ、もう一方の手でなでます。

[STEP UP]

<できるようになったら>

後ろへ下がる直前に「オイデ」の言葉の合図を加えます⇒フードし(フードをあげるフリ)で同様に行います⇒「オイデ」の言葉の合図だけで、手の誘導もなしで行います。ここまでが1歳くらいまでにできるようになると理想的です。

[STEP1が言葉の合図を加えてできるようになったら]

[STEP2 2人で「オイデ」]

<①少し離れた位置でアイコンタクト>

Aさんがリードを持ったら、Bさんが少し離れた前方から愛犬の名前を呼んで、犬とアイコンタクトをとります。

<②犬を誘導。リードは張らないように>

Bさんがフードを犬の鼻先に近づけ、後ろに下がりながら犬の歩みを誘導。Aさんも合わせてついていきます。

<③密着するまで近づいてからご褒美>

犬がBさんに密着するまで近づいたら、膝をついて座り、ほめてフードをあげ、なでます。

[STEP2ができるようになったら]

[STEP3 さらに離れて2人で「オイデ」]

<①徐々に呼び寄せる距離を広げていく>

AさんとBさんの始まり位置の距離を少しずつ広げながら、STEP2と同様のことを行います。最終的には、部屋の隅から隅まで犬を呼び寄せられるようになるまで、トレーニングしていきましょう。

<②犬を誘導。リードは張らないように>

犬がBさんのフードを握った手に近づいてきたら、後ろに下がりながら犬の歩みを誘導。Aさんも合わせてついていきます。

<③密着するまで近づいてからご褒美>

犬がBさんに密着するまで近づいたら、膝をついて座り、ほめてフードをあげ、なでます。

【基本動作のトレーニング⑥】

【マテ】

行動を制止するときに使う本来の「マテ」をするのは、飼い主さんとの信頼関係ができあがっていないと難しいもの。社会化期に教えるのは、あくまで楽しみながら遊び感覚でできる「マテ」です。

[STEP1 スワレの姿勢をキープ]

<①オスワリしたら最初のフードを>

「スワレ」をさせ、できたらフードをあげます。

<数回繰り返す>

<②フードを数回与えて、オスワリをキープ>

フードを食べ終わり、犬が立ち上がろうとお尻を浮かせる前に、再びフードをあげます。これを数回繰り返します。

<③飼い主さんが動いて終了の区切りを>

「スワレの姿勢を保っているとフードがもらえる」ということを教えるのが目的。飼い主さんが動いてオシマイに。

[STEP1ができるようになったら]

[STEP2 アイコンタクトを挟む]

<①オスワリしたら、最初のフードを>

「スワレ」をさせ、できたらフードをあげます。

<数回繰り返す>

<②スワレのままアイコンタクト>

フードを握り込んだ手をあごの下に移動し、犬とアイコンタクトをとります。視線があったらフードをあげて。この間、犬はスワレの姿勢をキープ。

<③数回繰り返したら、動いて終了>

「犬が立ち上がる前にアイコンタクト→フード」を繰り返し、しばらく「スワレ」をキープできたら、動いてトレーニングを終わらせて。

[STEP2ができるようになったら]

[STEP3 「マテ」の言葉と手のポーズを加える]

<①フードをあげたら「マテ」の合図を>

「スワレ」をさせ、できたらフードをあげます。その後すぐ、左手のひらを犬のほうに向け、「マテ」の言葉をかけます。

<②スワレのままアイコンタクト>

左手はマテのポーズのまま、フードを握った右手をあご下に置き、アイコンタクトをとります。この間、犬はスワレの姿勢をキープ。

<③1~3を数回繰り返す>

視線があったらフードをあげ、再び「マテ」の合図を出したままアイコンタクトを。これを数回繰り返します。

<④動いて「マテ」を解除して終了>

最後は「OK」と言いながら、飼い主さんが動いて終了。必ず「マテ」を解除してから、終えるようにしましょう。

[STEP3ができるようになったら]

<さらにSTEP UP>

最終的には、フードなしで、「マテ」の言葉と手のポーズだけで「スワレ」の姿勢をキープできるようにします。できた最後にはご褒美フードをあげてほめてあげましょう。難しいので、マスターまでには何カ月もかかると思ったほうがいいかも。

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